カクヨムで、また書いてる
久々投稿した。
さすがに、こんなに人に読まれていないのは嫌なので、こっちでも更新したらお知らせするようにするわー。今回は、結構、個人的には面白い話になると感じているんだけれども……。
自分のカクヨムの宣伝
カクヨムの小説、相変わらずスローペースだが、書き進んでいるので一応、このブログで宣伝しようと思う。とはいえ、ただ、べたっとタイトルだけ貼ってしまうのは、つまらない。なので、今回は自分の小説に、いつの間にか付いていた三ツ星レビューを貼ろうと思う。
簡単に引用すると「>とにかく、淡々としているんです。」「>どこか緊張感のないゆる~い空気が満ちているのに、丁寧に作り込まれたキャラクター、世界観が確かにここにあります」という、大きな評価だ。
こう書かれると、気になる人もいるのではないだろうか。
なにその小説?と。
ちなみに、僕自身がこの小説に付けているタグは「魔法少女」「ファンタジー」「 コメディ」「 不思議」「カクヨムオンリー」「魔法」「ホラー」である。ますます気になる人もいるのではないだろうか。まあ、この小説、いろいろと展開する予定なのである。
ある種、上記の「ゆる~い」というレビューを、かなり裏切ることになると思う。
まあ、そこらへんも含めて乞うご期待!
以上、宣伝でした。じゃ。
掌編:対話4
「頭の悪いことを言いたい。私は頭が良すぎると思うのよ」
「お、その言葉でもう十分じゃないかな」
「なんだ、それ。なんだと、それ」
「頭の悪さは保証できたよ。さすが、頭良いね」
「頭良いと言われるのは嬉しいけれど、同時に頭が悪いと言われるのはムカつくわ」
「で、僕は君のことを頭悪いって言ったのかな。頭良いって言ったのかな。どっちか、そっちなら分かるよね。頭が良いんだったら」
「分かるわけ無いでしょう」
「じゃあ、頭が悪いんだな。頭が良いのに、頭が悪いなんて大変だね」
「ねぇ、おちょくってる?」
「おちょくってないよ。おちょくるにしては、僕はずいぶん君を頭が良いと褒めているじゃん。おちょくりたいなら、もっと僕が『頭が悪いなぁ』って、思ってることがハッキリと伝わるもんだよ。で、君には伝わった? 伝わってない?」
「伝わってない」
「伝わってないよね。というわけで、おちょくってないわけだ。まったく、そんなことも分からないなんて、頭が良いくせに悪いんだね」
「やっぱり、おちょくってる」
「ないない」
掌編:ストラテンポ7号、二時三十分
完成の期限が迫っていることに焦りを覚えて、僕は何を思ったのか、おもむろにストラテンポ7号を作り上げ、そして、バイウンの天井へとスリヤツクラの穂先を捧げることにしたのだ。ストラテンポ7号の勢いや良し、バイウンの天井に届きかけたが、しかし、上手く行かずに穂先はポロリと地面と落ちた。仕方なしに、再び、私は7号を大空から地中をサインカーブのように描いて飛び回る、7号――いや、7号は落ちたので、準7号だ――を飛ばした。バイウンの天井に届き、スリヤツクラの穂先は届いてくれたものの、で、期限が伸びたかというとそんなことはなく、電話は鳴り止まないし、そして、こういうことはよくあることなので、私は寝た。