今月の一枚・4
ヤーヤ・トーカーズ | ハルトライ [pixiv] https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=63095885
今月、何枚描くつもりなんだよってくらいに描いていますが……。久々にヤーヤ・トーカーズを描いてみました。いやー、前と比べると、全然違うね!
肩と、脇へのこだわりが増しているのが、個人的には興味深い。あと、年齢が微妙に年増になっているのも。順当に妙齢の女性が好みに入っている、ハルトライです。
↓前のヤーヤ・トーカーズ、一枚。
今月の一枚・3
SINoALICEのアリス[pixiv] https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=63007075
「ヨコオ信者のみなさん、ニーアオートマタで使わないまま押し入れに押し込んだロッカー。
まだ使うチャンスがありますよ!」
と言わんばかりなシノアリスだけど、アリスとスノウホワイトはかわいい。
今月の一枚
A2 | ハルトライ [pixiv] https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=62960910
僕はA2、ショートの方が好き。
じゃあ、僕の好きなアニメ100は何なのか
NHKのアニメベスト100がいろいろと反響を呼んでいる。
ま、こういう投票ってどういうレギュレーションだろうが、「ケインズの美人投票」的なこともあって、だいたい「みんなにとって一番」じゃなくて「みんなにとって、4位~8位くらい」な作品が上位を占めやすいので、誰にでも文句が出るというのは仕方ない話なのかもしれない。
(「ケインズの美人投票」は株式投資の喩え話であるとはいえ……)
まあ、とはいえ、折角の機会というのに、誰もが知ってるメジャー作品やら一部しか面白いと思えないようなヘンテコ作品やらばかりが占拠、というのは「つまらない結果」であるのは事実かもしれない。
このランキング、これだけの順位数にも関わらず「へーそんなアニメがあるのかー」という発見が少なすぎるからである。
――ま、ともかくとして、僕のアニメ100を挙げてみたいと思う。
こんな感じ。100個あげるとなるとなかなかに大変で、当初は特定の監督はひとまとめにしてカウントしていたり、映画とTVでは分けなかったりしていたのだけど、結局、それじゃ100にとても間に合わなかったので、分けてしまった……。プラネテスとか、結構「ギリギリ」で入れた作品も多い。
まあ、本家の方は映画版とTV版で分けた上にシーズンごと分けてカウントしたりしてたし、これでも別にいいよね。
ちなみに、このリスト順番は特に関係ない。エクセルでフィルターを付けて、タイトルを昇順で並べただけのものだ。ベスト123を挙げるなら1「学園戦記ムリョウ」2「千年女優」3「デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!!/ 後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル」……すげー並びだな……。
あと、わりと90年代アニメは「当時見た記憶(小学生時)」で入れたものばかりなので、本当に面白いかは保証外。はりもぐハーリーとか、どうやって見るんだって話だし……でも記憶にあるかぎりでは、これは「けものフレンズ」みたいな内容だったはず……。
あ、もちろん飛べ!イサミは面白いよ。
で、こうして冷静に俯瞰してみると、意外と「変わり種」のアニメとか、あんまり挙がってないなぁと。あと子供向けアニメの比率が多いかもなぁ。いや、子ども時代にいっぱいアニメ見た分、今はあんま見てないからなんだけども。
あと、亜細亜堂の人に偏り過ぎだろうと。芝山努、本郷みつる、望月智充、佐藤竜雄、小林常夫、湯浅政明……挙句に、本郷の弟子筋の原恵一、佐藤の弟子筋(一応?)の中村亮介まで入っているので、僕、どんだけ芝山系のアニメが好きなんだって話だ。
そもそも、まんが日本昔ばなしを入れてる時点でそうなのだが。
でも、好きなんだよなー(笑)
それに亜細亜堂系統のアニメは、一般の人が見てもハマるものが多いと思う。
その分、宮﨑駿と富野由悠季があんま好きじゃない、というのも伝わってくると思う。 んー。冷静に考えると僕って、アニメが好きな人だけど、オタクとはちょっと違うのかもな……。
4月に読んだ本
4月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:548
ナイス数:13
たった二冊しか読んでないだと……。
いや、本当はそんなことなくて「生れた家 : 木下夕爾詩集」も読んでいるけど、それを足しても3冊という……先月との落差がありすぎて、我ながら驚愕。ゼルダで時間を取られた分が、こっちにしわ寄せされちゃってる結果としか言いようが……。
しかも、ニーアとゼルダがDLC出すから、たぶん、今月もヤバいだろうな…。
スペードのクイーン/ベールキン物語 (光文社古典新訳文庫)の感想
うーん。僕にとっては、話が単純すぎるというか……。感慨がない。読後「あー、意外だったねー。さ、紅茶でも飲むか」っていう感じ。……まあ、時代的に仕方ないのかもしれないが。
読了日:04月12日 著者:プーシキン
サスピション (手塚治虫漫画全集 (284))
読了日:04月06日 著者:手塚 治虫
読書メーター
マストドンはツイッターの後継……じゃないっていうか、なっちゃいけない
マストドンについて話そうと思う。
だいたい、世の中にバズったから細かい説明はどうでもいいよね?基礎的な部分は他でググって。
で、マストドン。イマイチ、みんな表層的な部分しかこのSNSを理解してないように思う。特にツイッターの後釜的な感じで、ニュースに取り上げられたことから言っても、それは間違いないだろう。マストドンは、単なるツイッターの後釜SNSではないからだ。
そもそも、マストドンとツイッターは根本的に仕組みが違うし、仕組みが違うせいで、性質も仕様も全てが違う。
マストドンは「分散型ネットワーク」のSNSだからだ。分散型ネットワークとは、なんぞや。と言う前に、ツイッターやフェイスブックなどの運営について、語ったほうが話が早い。
ツイッターやフェイスブックは当たり前だが、運用としては一社が管理しているものだ。だから、大量の日本人がバルスなんてつぶやくと、世界中のツイッターがバルスしちゃうわけだ。ツイッターには大元となるサーバが存在していて、それがイッてしまえば、ツイッター自体が落ちる。そして、みんなツイッターに登録し、ツイッターに個人情報を入力する。これが今までの基本的なSNSの仕組みだった。
ここまで言えば、なんとなく分かると思うが、そう、マストドンはそこが違うのである。
マストドンは「マストドン」という枠組みだけが同一になっているだけで、サーバーは複数の団体や人がバッラバラに管理し、バッラバラに運用し、バッラバラに情報を持っている状態のSNSだ。その、バッラバラ同士のサーバーが連結されて、バッラバラの人たちに分散する仕組みになっている。
だから、一個のサーバーでバルスされても、他のサーバーは無事だったりするわけだ。
そう、だから分散型ネットワーク、というわけ。
イメージとしては、P2Pなどに近い。一時期は悪名の高さを誇ったtorrentやWinnyなどは、個人のPC同士で情報を交換させあわせて、一つの情報を限りなく、無料であっちこっちに分散させていく仕組みだった。(だからこそ、芸術諸作品の分散に利用された)
あれは、個人間のPCだったが、今回はそれが誰か一人が管理する「サーバー」になっている、というわけ。
言ってしまえば、一つのサーバーが一つの共同体であり、共同体同士の連結によって全世界に網を広げている、という状態。当然、共同体ごとにルールを設定してもいいし、なんなら、自分だけしかいない共同体を作っても良い。そういう枠組みのSNSなのだ。
で、だ。
問題は、この分散型ネットワークの厄介さについて、なのだ。
ここまで説明されて気づいた人もいると思う。そう。この分散型ネットワーク…仕組み上、投稿された情報は断りもなく、勝手に、投稿した本人のあずかり知らぬところまで、分散されてしまう仕組みなのだ。
前述で自分はP2Pを例に挙げた。これは、わざとである。
少し、このSNSの仕組みの本質について気づいてもらいたかったからだ。
このマストドンにおいて、一度投稿した情報は「絶対に」「未来永劫」消えなくなるかもしれない、という覚悟を、頭の隅のどこかに持っておいてほしいのだ。投稿した絵や、映像は、拡散され、下手すれば「自分が作ったという情報だけが欠けて」、誰が作ったのか分からない状況になって延々と著作権侵害で拡散され続けるかもしれない。
そういう覚悟を持っていてほしいのだ。
ある意味、旧来のネットの姿に戻ったSNSとも言える代物だ。つい10年ほど前にあったネットの「危険さ」を孕んだSNSなのだ。
ツイッターもそうじゃないか、と思うかもしれないが、いや、根本的に違う。ツイッターは前述のように一つの会社が運用しているから、その気になれば、ツイートのパクリやら画像の著作権侵害やらはいくらでも規制できる。
マストドンはそうではないのだ。サーバー単位で(あるいはサーバー同士のやり取りで)どうするかって話になるから、規制をかけても足並みをそろえない限りは規制になっていないのだ。抜け目を悪用しようと思えば、いくらでも出来てしまう。(現時点でも、いくつか悪用の方法が見つかっており、どうするべきか議論中である)
例えば、最悪、このネットワークでは誰もが君になりすますことができるし、しかも、君がなりすましていない君だと証明することは、このネットワーク上では不可能だ。他のネットワークなり、なんなりから、証明するしかないのである。
だから、このSNSはツイッターの後釜じゃないし、なってはいけない。そうなったら、リチャード・マシスンが書くホラーと大差ないものが生まれる。
ただ、そこに気をつけていれば、マストドンは便利なSNSだ。ツイッターやフェイスブックでは絶対自分のもとに入ってこない、自分と違う世界の情報が入ってくるSNSだからだ。
おそらく、今後、世界に重大な出来事が起こったときに、それは一際分かりやすくなるだろう。ツイッターの比ではないほどに、様々な情報が拡散されるはずだ。