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東杜来のブログです。月に1,2回の更新。

9月に読んだ本

9月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1200
ナイス数:16

 

ブログ更新するの忘れていた…笑

9月はそこそこ読みました。

冥途・旅順入城式 (岩波文庫)冥途・旅順入城式 (岩波文庫)感想
作中に境界を示すものとして「土手」が出てくる辺りは、まさに昔の「集落の内/外」を気にしていた日本人的な村意識の感覚なのだろうなぁと。全体としては、平時の場所からじわりと異界の存在が漂ってくるところになかなかの好感。ラブクラフトなどにも近い感覚の作品が多いなぁと。とはいえ、いかにも「謎のために作った謎」とでも言うべき、短編もあり、そこらは良し悪し。ちなみに、旅順入城式の旅順は、最近の漫画で言えばゴールデンカムイに出てくる、あの旅順攻囲戦のこと。この知識がないと、この短編は意味を誤解しそう。
読了日:09月24日 著者:内田 百けん
+チック姉さん(12) (ヤングガンガンコミックス)+チック姉さん(12) (ヤングガンガンコミックス)
読了日:09月14日 著者:栗井茶
奨励会 ~将棋プロ棋士への細い道~ (マイナビ新書)奨励会 ~将棋プロ棋士への細い道~ (マイナビ新書)感想
著者の小説「サラは銀の涙を~」を読んで感じた「著者の不誠実さ」が、やはり間違いではなかったことを確信した。本書も、著者がただのこじつけと妄想で、いい加減なことを言っている箇所が目立つ。奨励会時代の話こそ正確性があるものの、それ以外は本当に適当だ。著者の不勉強な人間性はなにも変わっていない。あまり参考にしてはいけない一冊かもしれない。
読了日:09月13日 著者:橋本 長道
渡くんの××が崩壊寸前(6) (ヤンマガKCスペシャル)渡くんの××が崩壊寸前(6) (ヤンマガKCスペシャル)感想
んー、なんか変な展開になってるなー。石原さんの焦りとかは、相変わらず生々しくて良いのだが笑
読了日:09月12日 著者:鳴見 なる
小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫)小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫)感想
全体的にはいかにもクウガらしい話で面白いものの、クライマックスの戦闘シーンはちょっと薄いなぁ。実加の暴走止めるシーンとか、そんなにあっさりで良いのか?と問い詰めたくなるところがある。もうちょっと描写があったほうが良いかなぁ。
読了日:09月12日 著者:荒川 稔久

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