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東杜来のブログです。月に1,2回の更新。

絵は根気強く、完成形に向けて描いたやつが勝ち

 絵は根気強く、完成形に向けて描いたやつが勝ちなんだな、と最近気づくようになった。なんというか、絵の上手い下手って実は、「どれだけ器用に線を真似できるか」とかそういうことじゃないのだ、バランス・線・レイアウト等々…絵にまつわる様々をどこまで、何度描き直してでも、こだわれるかどうかが、絵の上手い下手に直結するようなのだ。

 もちろん、技量があれば早く描くことは出来るのだけど、それは技量によって「こだわりの線・バランス・レイアウトをすぐに描けるようになった」だけ、もっと言えば、一瞬の間で、密度濃く絵に集中できる能力を持ったというだけ。てきとーにサラサラ描いて「おーっ!上手い」なんてことはないみたいなのだ。

 

 仰々しい前置きだが、つまりなにが言いたいかというと、集中力のあるときとないときの絵のギャップが酷すぎて、自分でさえ「これ本当に僕が描いたの?」と思うくらいなので、ちょっと見て欲しいのだ。

 集中力ないとき

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 集中力あるとき

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 ちなみに、両方とも同じ写真からの模写である。

 ほら、酷いだろう!