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東杜来のブログです。月に1,2回の更新。

ネット小説って面白くない

お前が言うなよって話ではあるが。

 

 いや、あえて、自分に言い聞かせる目的もあって言わせてもらう。

 ネットの小説、つまんねぇ。

 ネット小説の大半が、ものすごく死ぬほどつまらないものばっかりで、ガッカリしてしまうことが山のようにある。というか、ハッキリ言っていいだろうか。ネットに転がってる、小説って、自分勝手なものぶっ飛び方が中途半端なものが多すぎなんだよな!

 ネットで、同人小説ってなると、みんなそこそこはサブカルぶって、そこそこには奇妙奇天烈な小説を書くんだけど、まあ、この奇妙さがだいたいにおいて、つまらないのな!

 

 しかも、その程度のものしか書いてない人ほど、「僕はすっごい変わった小説書いてます」って顔して歩いてんのな。うん。お前は、もうちょい、紙の小説を読みなさい、と。そう思うんだよね。読めば分かる。お前程度の発想なんて、塵とゴミにしか思えないほど、変わった小説が死ぬほど世の中にはあるんだわ。あるんですよ!

 お前の小説のぶっ飛び方って、ストライクゾーンに安定的に入れるために、変化球の速度と鋭さを緩めてる投手の投げ方みたいだな!って思うんだよ。お陰でね、キャッチャーミットに入る前に、お前の球をこっちは余裕で打ち返せちゃうんだわ。ようは、つまんねぇ勝負に成り下がってる。

 

 で、しかもだ。

 そこそこじゃない奇妙な小説書き始めると、途端に、ものすごい自分勝手なのな。それも困ったもんでさ。前の喩えにあわせて言えば、ストライクゾーンに球入れなくてもいいや、ってなっちゃってるんだよ。とりあえず、すっごい変化しながら、明後日の方向に飛んで行くのな。読んでる人のストライクゾーンには、絶対に入らないところに行っちゃうのな

 こう書くと、ストライクゾーンに必ず入れなくちゃいけないのか、って思う人いそうだけど、言っておくが「ストライクゾーンにどうやって入れようか」って試行錯誤するのが表現を作っていくことの面白さなんだな。「どうやって相手を空振りさせようか」って面白さなんだな。それが分からないのは、表現者には向いてない

 

 ストライクゾーンへの意識は忘れずに。

 もちろん、自戒だ!

 じゃ!