ザ・ポリスが好き。
こんなこと書いていると、40、50の人間かと思われそうだけど、僕はまだ20代だ。一応、20代前半だ。だけど、妙にザ・ポリスが好きだ。Message in a Bottleを初めて聞いた時から、ずっと、なんだかこのバンドの音を聞いてしまう。
「ノリノリな幻想感」とか形容すると、僕が思うザ・ポリス像には近いかもしれない。
ザ・ポリスは幻想的なサウンドを持っていると思う。アンビエントが強く、どこか広がりのある音が重なっているし、電子音も基本、サイケチックだ。だけど、シューゲイズとかとは、明らかに違う。むしろ、ベースライン自体はノリノリである。「白いレゲエ」と自らのアルバムに題したのも、そして、そう称されているのも納得のノリノリぶり。
でも、単純にレゲエかというと、それとも明らかに違う。リバーヴやディレイの強いギターが、調性を破壊気味の不思議なフレーズを奏でる。そして、妙にアタックの強いヘンテコなドラムサウンドがパァーンと響く。
あぁ、ノリノリな幻想感だよねぇ。
