そろそろ上半期も終わるし、2018年上半期にやったインディーゲーを軽く紹介していくわ
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相変わらず、ニンテンドースイッチバブルを皮切りに、ますます活性化し、最近は少なくともスイッチというコンソール内では、一つの地位さえ確立できたんじゃないかと思われる、インディーゲーム市場――今年も、色々なソフトを体験してきたので、短評をガンガン載せていこうと思う。
ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮
評価:最高じゃん!
ー風来のシレンが、こういう方向で育ってくれればよかったのに……という僕らの願いをこの上なく叶えているゲーム。難易度はめちゃくちゃ高いけれども、シレンジャーにとって、それはご褒美だからね!
鯉(KOI)
評価:雰囲気だけど、少し面白い
ー正直、他の人ほど面白いとは思わないゲーム。雰囲気が強すぎてなんだか、ごまかされてるなぁと思ったところも多かった。でも、面白い部分は面白かったからいいか、という評価。
EARTH WARS
評価:良し
ーアクションゲームとしてなかなかのクオリティ。イラストの方向性も独特で、普通に遊べるゲームかなと。あと、スイッチでは、とてつもなく安い値段で買えるのも良点。
おじいちゃんの記憶を巡る旅
評価:とても良い
ー「単純なゲーム性だし、もともとスマホゲーだしなぁ」と舐めて掛かっていたけれども、舐めてすまなかったと土下座したい。ものすごく良い。スマホだと無料だったりするらしいけれども、いやいや、これはお金払ってもいいでしょう。大画面でプレイしても、画質の劣化等もなく綺麗だったのも高評価。
Conga Master Cruisin
評価:見た目に騙された。つまらない
ー一見、宣伝やプレイ画面が面白そうなだけに悪質性が高い。中身は「この操作する意味ある?」「このゲームのどこに面白さを感じろと?」という疑問点だらけの内容。買わないほうが良い。
Dear My Abyss
評価:ごめん。無理だわこれ。
ー冒頭の中二病すぎる文章だけで、もう「もう良いです…」と言いたくなってしまう作品。
Fe
評価:独特なようで、なんか没個性的
ーこのゲーム、よくある雰囲気ゲーの真似をしているだけで、実は、何一つ変わったことはしていないと思う。
ドラゴンシンカー 竜沈めの末裔
評価:面白い
ーオーソドックスなRPGで、ここまで今の時代にオーソドックスに来るかというくらいシンプルな内容。(まあ、実は少し変わった仕掛けもあるのだが)しかし、なんだか面白い。コツコツレベルを上げていくことの面白さを久々に思い出した。
OPUS-魂の架け橋-
評価:つまらない
ー前作と打って変わって、今作は、僕の中では評価が恐ろしく低い。ゲーム部分は悪くないのだが、問題はストーリーで、正直「恋愛関係になりそうもない年齢差の男女が、ギャンギャン言い争った挙げ句に、なんかいい雰囲気になりました^^」は、誰得なのかと。
SKYPEACE
評価:意外と面白いんだけど!
ー一昔どころか、二昔くらい前のゲーセンにあった、明らかにチープな出来なんだけど妙に癖になるアーケードゲーを思い浮かべてほしい。たまになんだかやりたくなって、二時間くらい熱中するやつ。あれにこのゲームは、ものすごく似ている。
イージスディフェンダー
評価:名作の匂いでいっぱい
ー今のところ、体験版しか出来なかったので、正確な評価ではないかもしれないが、個人的にはタワーディフェンスが好きなこともあってか、かなり面白く感じた。実は隠れたインディー名作の一つかもしれない。
進化のひみつ
評価:悪くない
ー題材の「進化」というところが、なかなかツボを押さえていて、若干単調なゲーム内容でも楽しめる。ただ、値段以上のものは期待しないほうが良いけど。
GOLF STORY
評価:言わずとしれた名作
ーもはや、スイッチユーザーの間では有名な一作。岩田ゴルフゲーをリスペクトしつつも、無茶苦茶なストーリーや設定で楽しい一作に仕上がっている。これは多く語らなくてもいいだろう。
Bloodstained:Curse of the Moon
評価:マジで悪魔城!(時折ロックマン)
ーとうとう発売されるBloostained、その景気づけのために発売された前日譚のドットゲー。内容は素晴らしく悪魔城。ボス戦こそロックマン感もあるものの、基本的にあのシリーズを愛した人たちにとって、この上なく馴染む一作。
タロミア
評価:暇つぶしに最適
ーかなり面白いがゲームのクオリティ自体は、名作の多いローグライクの中ではそこまで高い方ではない。ただ、このゲームの最大の利点はなんと言っても、その「軽さ」にある。スプラトゥーンの合間、ゼルダの合間に、ちょっとやる。そんなプレイが最適なゲームなのだ。
Neo ATLAS 1469
評価:素晴らしい
ー貿易を繰り返しながら、世界を探検し、世界地図を完成させるゲームシリーズの最新作がスイッチに移植された。鈍重との評判だったロードも改善され、快適になり、最高のゲーム性を味わえる。
ICEY
評価:そこまで良いか?
ー誰がどう見ても、The Stanley Parableと2Dアクションゲーをかけ合わせた内容なのだが、悪いがこれを面白いと思うのは、中学生とか高校生だけじゃないのか? そもそもスタンリー自体が、陳腐な内容なのだ。それと2Dアクションを合わせたところで、中二病全開の痛々しいゲームにしかならないだろう。そして、案の定、そうなっている。
PIXEL JUNK MONSTERS2
評価:素晴らしい。
ータワーディフェンスゲームが大好きな僕からしても、かなり納得の一作。タワーディフェンスはバランスさえ間違えなければ、シンプルに仕上げるだけで無条件で面白い傑作になってしまう、すごいゲームジャンルだ。この作品はそのバランスを間違えなかった。
FLOOR KIDS
評価:よく分からない。
ーこの手のヒップホップ文化は、それなりに詳しい自分だが、そんな自分が見ると疑問点しかないゲーム性でなんだかなぁと。音ゲーの制約を外そうとするあまり、かえって、自由度のないゲームになってしまった印象。
がるメタる!
評価:最高
ー好対照で、こっちは音ゲーの制約が外れ、この上なく「実際の楽器演奏の感覚に近い音ゲー」として完成している。演奏家を目指した人からすると、このゲームのクオリティはかなり高く見える。世間一般にウケてはいなかったようだが、僕には最高の音ゲーだ。
以上が、ニンテンドースイッチでやったインディーゲーだ。
以下は、PCでやったインディーゲー。
BREAK ARTSⅡ
評価:ゲーム性は抜群
ー自分で組み立てたロボットでレースをするというゲーム性自体は大きく評価したい。そこの部分はこの上ない面白さだからだ。ただ、プレイ人口が少なすぎて、肝心のマルチが出来ないのは困ったが(笑
マクナ=グラムラとフェアリー・ベル
評価:素晴らしい
ーインディーノベルゲーとしては、既にその手の人達の間では有名な「fault」シリーズというゲームシリーズがあるのだが、その外伝として描かれた作品。そのクオリティは下手なちゃんとしたゲーム会社のノベルゲーよりも高い。特にfaultシリーズからそうだったが、このノベルゲーシリーズが素晴らしいのは演出力だ。
なお、本作、下手なホラーゲーよりよっぽど怖い演出があるので注意。
以上。いやー、振り返って書いてみると、かなりの量をこなしていることに驚きだ。
だから、本を読む時間がなくなるんだな…(苦笑)