あと数日で、画歴が二年になる。
もうそろそろで、絵の勉強を始めて二年になるところだ。
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自分が絵を書き始めたのは6月9日だったと思う。少なくとも、スケッチブックの最古の日付はそうなっている。いや、たった二年でここまで来たか……となかなか深い感慨にふけるものがある。
今回は、「これから絵を描き始めたいな」と思っている人たちのために、自分の絵がいかに下手だったかをまとめてみようと思う。
では、まず、今の絵から!
……まあ、このブログを読んでいる人なら御存知の通り、軽く神の領域に入り始めたところである。わずか二年でこれ。「上手い!」というところは、もう、誰も否定しないだろう。
さて、みんなが知りたいのはこの後である。
これだけ上手い絵を描いている人が、かつてはどれほどに、しょーもないほどに下手くそだったのか。下手くそな絵を描いていたのか。
ここを知ることでみんな「物事は才能ではなく、努力でどうにかするものなのだ」ということを教えてほしいと思っているはずだ。「才能こそが全て」とか言ってる、痛い痛い中二病患者を除いては。
・三年前
では、まず、絵の勉強を始めるよりも更に一年前の絵から、つまり三年前のド素人時代の絵。
いや、十分上手いじゃないか!と思ったかもしれない。
が、これは偶然上手くいっただけである。実は絵が下手な人でも、描きまくっていると偶然上手く描けることは稀にあるはずなのだ。ついでに言うとこれは「模写」である。
それに、上手いとはいっても、実は僕の目からすると色々ツッコミどころが……。
証拠に他の絵は惨憺たるものだ。
ゴリラと山姥にしか見えないが、芦名星とアヴリルラヴィーンのつもりである。
ついでに言うとこれも模写である。
名誉毀損で訴えられかねない出来だ。
で、この酷さに絵は無理だと諦めたのが、三年前。
一年後、なぜか僕は「ダメでもともとだな」と思いながら絵を描き始めることになる。
・二年前
当時の絵はこちら。
下手。
ひょっとすると三年前よりも下手かもしれない。それくらいに色々と酷い
ちなみに、妙に同じ女の子を描いているが、これはデビルチルドレンのエレジーと、ククルとナギのヤーヤ・トーカーズである。ちなみに、これも模写である。
あまりに酷すぎるので、僕はどうしたかというと。
定番の教科書、ルーミス!
基礎からダメなのだと自己分析し、基礎の教科書から買ってひたすら描く日々が始まったのである。
ちなみに模写ばっかりなので、オリジナル絵はどうなってるの?と思われるかもしれない。
はい。どうぞ。
あれだ。「あ、味があるね……」と友達が引き気味で褒めるやつである。
察してほしい。当時の僕は、普通に描いたら、こんな感じになってしまうのだから……。
ハハハハハ。アハハハハ。
それにちょっと難しい構図も描けなかった。
ハッハッハッハ。
で、基礎を積んだ僕はゆっくり、だんだん他人の絵を模写し始める。本格的な模写が始まったのは、6月16日のこと。
16日と言いつつ、17日の模写を挙げているのは、16日は18禁漫画の模写をしていたからである。これもそうなのだが、まあ、こっちはぎりぎりセーフだろうという判断で挙げた。
初期の原動力としてエロは大事である。
模写の中でも、下手だったやつを重点的に上げてみた。どうだろうか。
上手い人でも最初はこんなもんである。
で、一ヶ月後、
マシになってきた。(とはいえ、下手だがな!)
それに模写じゃない、オリジナルの方は……。
相変わらずに!酷い!
まあ、ここまでまとめれば分かると思うけれども、まあ下手なのだ。誰でも最初は酷いのである。相当に酷いのだ。それをいろいろと努力して、学習して、描いて描いて描いて描いて、上手くしていくのである。
そういうものなのだ。
最後に、
この子。やたら僕は描きまくっているので、それを比較していこう。
↑(画歴、四ヶ月)
↑(同時期、模写)
↑(画歴、9ヶ月)
↑(画歴、二年)