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東杜来のブログです。月に1,2回の更新。

4月に読んだ本

2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3199ページ
ナイス数:14ナイス

当然、Vテイマーを読み漁ったので今月もマンガ大量に読んでしまった。

ただ、今月は一般書もなかなか読んでいる。


みんなの少年探偵団2みんなの少年探偵団2感想
平山夢明氏の短編が、一見「平山節全開」に見えて読み進めていくとキッチリツボを抑えた見事な江戸川乱歩パスティーシュ小説になっていて感心。実は一番少年探偵団っぽい場面が多いのはこれ。大崎梢氏の短編も、これはこれでいい。ただ、全体として良い出来かっていうと……中には悪い意味で90年代的な「とりあえず、過去のコンテンツをしたり顔で否定したいだけ」な内容もあって、ダセーし、ウゼーし、で、とても少年探偵団が好きとは思えない作家もいるので、結構読むときは注意が必要。
読了日:4月29日 著者:有栖川有栖,歌野晶午,大崎梢,坂木司,平山夢明
涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
読了日:4月29日 著者:谷川流
ヒューマン・コメディ (ちくま文庫)ヒューマン・コメディ (ちくま文庫)感想
サローヤン自身が気にしている通り、確かに戦争に関して、妙に感傷的なところがあってそこが余計なのだけれど、全体的には非常に良く少年の日常を丁寧に描き出していて、良い出来。
読了日:4月29日 著者:ウイリアムサローヤン
新装版 サイボーグクロちゃん(6): KC DX新装版 サイボーグクロちゃん(6): KC DX
読了日:4月24日 著者:横内なおき
カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~感想
なかなか評判どおりの本。
読了日:4月11日 著者:ジェームス・ガーニー(JamesGurney)
デジモンアドベンチャーVテイマー01 9 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)デジモンアドベンチャーVテイマー01 9 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)
読了日:4月11日 著者:井沢ひろし
デジモンアドベンチャーVテイマー01 8 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)デジモンアドベンチャーVテイマー01 8 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)
読了日:4月11日 著者:井沢ひろし
デジモンアドベンチャーVテイマー01 7 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)デジモンアドベンチャーVテイマー01 7 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)
読了日:4月11日 著者:井沢ひろし
デジモンアドベンチャーVテイマー01 6 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)デジモンアドベンチャーVテイマー01 6 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)
読了日:4月11日 著者:井沢ひろし
デジモンアドベンチャーVテイマー01 5 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)デジモンアドベンチャーVテイマー01 5 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)
読了日:4月11日 著者:井沢ひろし
デジモンアドベンチャーVテイマー01 4 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)デジモンアドベンチャーVテイマー01 4 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)
読了日:4月11日 著者:井沢ひろし
ウィルキー・コリンズ短編選集ウィルキー・コリンズ短編選集感想
全体的に、不条理というか「抗いがたい運命」という人生観をテーマにしているところがあり、ここは現代でも通じるものがある。著者はディケンズとの交流があったとのこと。ディケンズは、正直、現代からすると「うーん」と言いたくなる面があるのだが、こちらはそれを感じず、むしろ、社会的弱者に焦点を当てているストーリーは(当時も広く読まれたようだが)現代のほうが広く読まれても不思議はない。最初の短編はディケンズの涙を誘ったという。まあ、正直、これで泣くというのはよく分からないが(笑)確かに出来の良い短編集ではあるのだ。
読了日:4月11日 著者:ウィルキー・コリンズ
デジモンアドベンチャーVテイマー01 3 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)デジモンアドベンチャーVテイマー01 3 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)
読了日:4月11日 著者:井沢ひろし
デジモンアドベンチャーVテイマー01 2 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)デジモンアドベンチャーVテイマー01 2 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)
読了日:4月11日 著者:井沢ひろし
デジモンアドベンチャーVテイマー01 1 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)デジモンアドベンチャーVテイマー01 1 (Vジャンプブックス コミックシリーズ)感想
やっぱ、Vテイマー面白いわ。
読了日:4月11日 著者:井沢ひろし
一五〇〇〇〇〇〇〇 (マヤコフスキー叢書)一五〇〇〇〇〇〇〇 (マヤコフスキー叢書)感想
「いかにも」って内容っちゃあ、そうなんだが…。
読了日:4月2日 著者:マヤコフスキー
イヌ どのようにして人間の友になったか (講談社学術文庫)イヌ どのようにして人間の友になったか (講談社学術文庫)感想
題に偽りあり。人間とイヌとの関係の歴史が語られる本かとおもいきや、四分の一ほどは人間と関係ない――どころか、一部はイヌとの関係性さえ薄いような、哺乳類の歴史が――"首を傾げる箇所がそこそこあるような正確さ"で語られる内容。また、著者は小型犬が嫌いなので、彼らに対する表現は悪辣の極み(遠回しに、自分にとって蜘蛛か蛇みたいなものだと言い切っている)。これで、ナチュラリストの愛犬家を自称とは、逆にすごい。そういう"アレ"な著者の、ちゃんと文献を参照してんだかどうなんだかさえ分からない"文言"がひたすら並ぶ一冊。
読了日:4月2日 著者:ジョン.C・マクローリン

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