当然、囲碁も少し覚え始めた。
なんというか…流れで。
将棋やり始めているうちに、なんとなーく囲碁を見かける機会も多くなってきて、多くなってきたうちに、少しずつ囲碁も始めるようになった。両方やってみて思うことは、囲碁の方が、考え方としては理詰めなのかもなぁというところだ。これは、僕自身が、将棋と比べて囲碁の方が棋力がないために、そう思っているだけの可能性もあるが、どことなく、将棋よりも理詰めな感じがするのだ。
で、趙治勲が「将棋は短距離走で、囲碁は長距離走」と言っていたけれども、実際やってみるとこの例えはかなり妥当なようにも思える。
なんというか、将棋ってどっちかというと「戦国無双」なのである。アクションゲームなのだ。基本的に、チャトランガ系のボードゲームは「戦術+アクションゲーム」に近い感触で、駒を操る感覚がある。”戦場を駆け回る感覚”が強いゲームなのだ。
対して、囲碁は「信長の野望」なのだ。どちらかといえば「戦略+シミュレーションゲーム」。内容としても、具体的な戦闘を描いているのではなく、どこをどう制圧していったら優位に立てるかという、”作戦を考える感覚”が強いゲームだ。
将棋は「ミクロな戦場」をシミュレートしているが、囲碁の場合は「マクロな戦場」をシミュレートしている。このミクロ、マクロな違いは、確かに走りで例えてみると短距離走と長距離走で、納得するところが大きい。
じゃ!