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東杜来のブログです。月に1,2回の更新。

読みかけだけど、この本は面白いよー。

と言ってやるさ。

 

「と言ってやるさ」始まりとは何事だと思うかもしれないけど――とまあ、お決まりの文句はここあたりにしておいて、今読んでいる面白い本を紹介したいんだけど、それはこれだね。作家自体が有名なので「なんだよ。それかい」と言われそうだけども、まあとにかくこれ。

ダンシング・ヴァニティ

ダンシング・ヴァニティ

 ふはははははははは。お前の文体からして、いかにもって感じだったけど、やっぱお前こいつ好きだったんだな!はっはーん!って言われそうだが、まあ仕方なし。ともかく、僕は筒井康隆が好きである。確かに好きだ。特に旅のラゴスが好きなんだけど、筒井康隆の近年の作品では、僕は、これがイチオシなんだよね。テンションキモいね。ごめんね。……つっても、まだ読み終わってないんだけど。一週間前に買ったばっかりだから!お前、本当に筒井康隆好きなのか。いや、旅のラゴスくらいしか読んだことねぇ。本当は好きじゃないというより、読んでない!――って、なんで、僕が余計なことばっか書いてんのかっていうと、この本、あらすじ説明するの無理ってことなんだよね。むしろ、こういう駄文こそ、むしろ、この本をよく説明してるよねってことでこういう駄文を書いてんだけど。

 いやーこの本シュールね。そんでもって、ちょいちょいなところで思わず笑っちゃうね。

 例えば、p.116の

下を見ると、ズボンの上から足首にからみついていたのは一本の蛸の足だった。椅子の下を覗きこむとそこには生きている癖にすでに茹でられたかのような色をした大きなタコがのたりと横たわっていた。
「また変なやつがあらわれたな」と、おれは言った。「何だお前は」
「引っぱり蛸」と蛸が言う。

 なんて、ついつい笑っちゃうよね。あと、ぶるぶるぶるぶるぶるし続けている嫁とか、笑っちゃうよね。でもって、僕くらいの変な性癖持ちになると、ぶるぶるぶるぶるし続けてる嫁に萌えるね。キモいね。ごめんね。……つっても、まだ読み終わってないんだけど。一週間前に買ったばっかりだから!筒井康隆の作品では、旅のラゴスが好きっていうか、それしかほぼ読んでない気がするんだけど、いやいや、私のグランパも読んだか。あれは酷いと思ったけれどもね。ともかくとして、そういうことであんま読んでないけど、こんなダラダラ文を書いてるのは紹介のためなんだよね。この本、あらすじ説明できないからねー。つーことで、こうやって、本の内容を簡潔に説明できる方法として、駄文を書いているわけ。

 ここまでやってようやく、ダンシング・ヴァニティを説明したことになるかな。じゃ!