また、面白い本を見つけた
っぽいんだよね。
「っぽいんだよね」って、文章の書き出しでは嫌気を覚えるかもしれないけれども、とにかく、面白い本を見つけたのだ。
「二次元の世界」
二次元の世界―平面の国の不思議な物語 (ブルーバックス 315)
じゃじゃーん。って、なにこの表紙!なんだこのアホ男が、王冠かぶって、ぐわー口開けてバカバカしい感じのこれはなんだと言いたくなるかもしれないけど、まあ、タイトルのとおり『「二次元の世界」というものがあったとして、それがどういう様相なのか』ということを書いている科学小説なんだよね。
もちろん、二次元つっても、萌え美少女やボーイズ美少年が出てくる二次元ではなくて、正方形や三角形や多角形や円が登場人物として出てくる本なわけだ。筒井康隆の虚航船団よりも、もっと単純化された登場人物たちが出てくる小説がこれなわけ。
まあ、それだけでも一読の価値ってやつはあるわけで、これ以上の感想は、再三繰り返すように言える身分でもないので書かないけれど、面白い本なんで、読んでくれると嬉しいな。じゃ!